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2018年10月30日火曜日

頭蓋内圧亢進症・術中頭蓋内圧管理

概略

現在(第43〜56回)までに脳神経外科領域手術の出題は15例。そのうちオーソドックスな開頭術は11例(STA-MCA、CEA、経蝶形骨洞下垂体腫瘍摘出術は除く)です。さらにそのうち頭蓋内圧亢進症状・状態を呈しているのは6例です。脳外科の手術が出た時点で、頭蓋内圧亢進症については念頭に置いておかなければいけませんね(普段の臨床でも当然考えているとは思いますが・・)

Brugada症候群

概略

 筆記試験では出題されたことがありましたが、口頭試験では56-1-1が初出題です。
 10年ほど前に全科当直をしていた時に、主訴は忘れましたが20代の元気な男性が夜間外来を受診して心電図をとった時の波形がBrugadaっぽくて(少なくとも当時はそう見えた笑)、これはヤバし、と経過観察および翌朝のコンサルと目的に一泊入院させたことがあります。翌日循環器の先生に「全然ちゃうわ冷笑)」と一蹴された甘酸っぱい思い出が蘇ります。
 実際に56回で問われたものは、心電図による指摘(問題文ではその後Brugada症候群でICD植え込みしていると提示あり)と麻酔法、強いて言えば術前評価時の確認事項くらいでした。